著者
荒木 淳子
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.131-142, 2009-10-10 (Released:2016-08-06)
参考文献数
26
被引用文献数
7

職場での学習や知識創造の分野では,実践共同体の重要性が着目されている.しかし,企業において実践共同体をどのようにデザインするかに関する実証的研究は少ない.本研究では,社会人の職業アイデンティティ獲得やキャリア形成への意欲向上(キャリア確立)を促す実践共同体のあり方について明らかにすることを目的に,10の実践共同体に参加するメンバー30名に半構造化インタビューを行った.その結果,キャリアの確立を促す実践共同体のあり方として,(1)職場を越える実践共同体と職場との行き来を踏まえたデザイン,(2)メンバーの多様性を活かした活動,(3)コーディネーターの配慮型リーダーシップ,の重要性が明らかとなった.今後は,これらを踏まえた実践共同体のデザインが必要であると考えられる.

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みるために、1つの実践共同体につき参加度が違うメンバー3人にインタビュー 〈自分の研究等に活かせそうなポイント〉 ・キャリア確立を促すためには、例えば自分の団体で「異分野交流」など非成果型の活動を行う。もちろん非成果型だとしても、そこでの「問い」は重要。 https://t.co/B5lpxkEJ3s
企業で働く個人のキャリア ・職場だねではなく、職域を超える実践共同体への参加が有用 ・職場以外の実践共同体に参加することによって、自らの所属組織や仕事に関するより深い知見を得ていた https://t.co/TTb6WHbQN3 キャリアを確立するには組織に属しながら組織外と交流する場を持つこと
企業で働く個人のキャリア ・職場だねではなく、職域を超える実践共同体への参加が有用 ・職場以外の実践共同体に参加することによって、自らの所属組織や仕事に関するより深い知見を得ていた https://t.co/R6sMLLGCxR

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