著者
伏木田 稚子
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.44, no.Suppl., pp.161-164, 2021-02-20 (Released:2021-03-08)
参考文献数
10

本研究の目的は,学部2年生以上が対象のゼミナールについて,教員が授業外活動に見出している価値を検討することであった.質問紙調査の結果,社会科学や総合科学が専門の教員を中心に,全体の約7割が授業外活動を重要視しており,それらの価値は,(a) 発表や報告の準備,(b) 自主的な勉強,(c) 課題や研究の推進,(d) グループでの学習の4つに集約されることが示唆された.具体的な諸活動の設定については,ゼミコンパならびにゼミ合宿といった共同体的なイベントが広く展開され,OB・OG との交流やサブゼミも一定数行われていた.

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伏木田稚子「教員からみた学部ゼミナールの授業外活動が有する価値の検討 :人文学・社会科学・総合科学に着目して」(『日本教育工学会論文誌』44)https://t.co/UHdTiUSkfv
初年次教育における学生スタッフに対して教員が求める能力・経験の導出 https://t.co/h4QWHNzbL8 教員からみた学部ゼミナールの授業外活動が有する価値の検討 -人文学・社会科学・総合科学に着目して- https://t.co/Ax4Dz6Lwrf

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