著者
丸山 隆史 糟谷 大河
出版者
日本菌学会
雑誌
日本菌学会会報 (ISSN:00290289)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.101-109, 2021-11-01 (Released:2021-12-28)
参考文献数
28

日本新産のモリノカレバタケ属菌Gymnopus densilamellatus(ミツヒダニオイカレバタケ,新称)を,新潟県産標本に基づき形態的特徴の記載と図を添えて報告した.本菌の子実体は異臭を発し,白色型と褐色型の2型があり,ひだが緻密である点が特徴である.核rDNA ITS領域の系統解析により,日本と韓国産標本の配列は単系統群をなし,本菌が朝鮮半島から日本列島へ連続的に分布することが示された.

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ヒダが緻密である点がミツヒダニオイカレバタケGymnopus densilamellatusの写真に似ています。強いニンニク臭がしたかが気になります。 https://t.co/wvXojUToA7 https://t.co/CQsLqZPvLv
ミツヒダニオイカレバタケ Gymnopus densilamellatus 良く「あ、モリノカレバタケの仲間ね」で終わっているようなヤツですね。 https://t.co/pR0HTgOtUT
日本新産種Gymnopus densilamellatus(ハラタケ目,ツキヨタケ科) https://t.co/tlORZHND1G

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