著者
岡島 義
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.616-621, 2018 (Released:2018-10-01)
参考文献数
28

慢性不眠障害には睡眠薬による治療が一般的であり, 心理療法はほとんど実施されていない. 不眠症に対する認知行動療法 (CBT-I) は, 不眠症状の軽減効果が高く, 現在では慢性不眠障害に対する標準治療および第一選択と位置づけられている. 最近では, うつ病やPTSDなどの精神疾患やがんや慢性疼痛などの身体疾患に伴う併存不眠に対しても有効性が明らかにされている. 本稿では, CBT-Iの治療要素, ならびに原発性不眠症, 併存不眠に対する有効性について論じた.

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参考資料 CBT‒Iの理論と実践 https://t.co/02yHDj9YX9 CLARINET 第2章 心のケア各論(文部科学省) https://t.co/pYRhIOEHGS 参考文献 イメージ呼吸法と筋弛緩法による気分変化 https://t.co/iHlFe8U5bc
CBT-I について。後で読む。 https://t.co/usK3e0Hqas
しかも治療法の1つにCBTが使われてるし / CBT-Iの理論と実践 https://t.co/m8gi1Asosl
CBT-1(認知行動療法) https://t.co/b12EhFnOtR
@itosino8901 @up_counseling ありがとうございます。 私自身、本格的にCBI-Iをやったことはないのですが、以前の心身医学会でも取り上げられたことはあります。 https://t.co/GmxG1DWAyT あと眠剤の使用法を誤っていたり、睡眠衛生指導がしっかりなされていない方も多く、それだけの助言・指導のみでよくなる方も一定数います。
https://t.co/6ursdjT4dj
不眠症に対する認知行動療法 (CBT-I) の理論と実践 https://t.co/x9A8Ij3I18

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