著者
立澤 文見 斎藤 規夫 鴫原 淳 本多 利雄 土岐 健次郎 篠田 浩一 遊川 知久 三吉 一光
出版者
THE JAPANESE SOCIETY FOR HORTICULTURAL SCIENCE
雑誌
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science (ISSN:18823351)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.215-220, 2010 (Released:2010-04-22)
参考文献数
26
被引用文献数
6 16

青花シラン‘紫式部’の青紫色花被から新規アシル化アントシアニンを単離した.この色素はシアニジン 3,7-ジグルコシドをデアシル体とし,2 分子のカフェ酸でアシル化していた.化学構造は化学およびスペクトル分析による構造解析の結果,シアニジン 3-O-(β-グルコピラノシド)-7-O-[6-O-(4-O-(6-O-(4-O-(β-グルコピラノシル)-trans-カフェオイル)-β-グルコピラノシル)-trans-カフェオイル)-β-グルコピラノシド]であることがわかった.本研究の結果から,青花シランにおける花色のブルーイング効果について考察した.

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@Kouji_Gardening そうなんですかー。結構珍しい色の変異ってだったので、やっぱり人気も有るんですかねー。論文有りましたよ。フリーでした。花色の化学って感じです。https://t.co/fk8qoGtoi2

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