著者
菅原(阿部) 裕美 森 千鶴
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.4_11-4_22, 2011-09-01 (Released:2016-03-05)
参考文献数
41

本研究は,統合失調症者の病識のレベルを高める看護介入をするために,統合失調症者の病識に影響を与える関連要因を明らかにすることを目的とした。 統合失調症者を対象者として病識評価尺度(SAI-J),服薬態度,HLC,病気・服薬に対する知識,病気・服薬に対する体験,精神症状,治療内容,主治医からのインフォームド・コンセント,自己効力感について調査した。このほかに半構造化面接を実施し,分析の結果,病気の認識,服薬経験,感情,受け止めなどが抽出された。各尺度の合計点とカテゴリについて共分散構造分析を行い,病識のパスモデルを作成した。「病的体験の客観視」がSAI-J,服薬体験に影響を与えており,服薬に関する感情が生じて服薬態度尺度の合計点に影響を与えていた。 このことから,病的体験を客観視できるようにかかわり,服薬体験の表出を促すことが病識のレベルを高める看護であると考えられた。

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"SECLは自己効力感を示す尺度であり、尺度の特徴として、現実検討能力の評価ができない人は得点を高くつけることがある。" https://t.co/cxnasO8zeD
"SECLは自己効力感を示す尺度であり、尺度の特徴として、現実検討能力の評価ができない人は得点を高くつけることがある。" https://t.co/cxnasO8zeD
【メモ】"SECLは自己効力感を示す尺度であり、尺度の特徴として、現実検討能力の評価ができない人は得点を高くつけることがある。" https://t.co/AiLxv1MKio

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