著者
齋藤 歩
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.66, no.4, pp.153-159, 2016-04-01 (Released:2016-04-01)

本論の目的はアーキビストが書誌情報検索システムをどのように活用しているかを明らかにすることである。そのためにアーカイブズ学における「記述標準」の考え方を整理して検索手段を分析した。はじめに記述標準を三つのレベルに分類してそれぞれの役割を確認した。ここでは1989年にリサ・ウェーバーが提示した分類を用いた。次にその記述標準の活用例を観察した。対象をスミソニアン協会のアメリカ美術アーカイブズの検索手段として,MARCとEADをどのように使い分けているかを整理した。最後に二種類の検索手段の構成要素を比較して,アーキビストによる記述の実践を明らかにした。

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"アーキビストは書誌情報検索システムをどう活用しているか"

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EADでもMARCでもとかいう話は https://t.co/1prmvGHywp にその効用に対する考察含めもっとちゃんと詳しく書かれてます(但し、MARCは語彙を数字で管理している (例: https://t.co/bnvXr8g8mV )ので構造と内容が結合しているため前述のカバー範囲の確認が必要であるという理解)
1 1 https://t.co/wOayreErDI
会誌「情報の科学と技術」2016年4月号 アーキビストは書誌情報検索システムをどう活用しているか 記述標準から考える…齋藤  歩 https://t.co/4JxpV4Wi9u

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