著者
岡山 将也 岩崎 一正
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.10, pp.484-488, 2018-10-01 (Released:2018-10-01)

近年,オープンサイエンスという言葉がいろいろな場所で聞かれるようになった。これを受けて,企業も他社及び大学等の外部研究機関と業務提携を実施して研究開発を進めている。一方,企業は基本的に右肩上がりの営利活動を持続することを志向している。しかし,近年の様々な外的環境の急速な変化に対応するために,新規事業の開発においても,オープン化戦略に舵を切り始めている企業が増えている。本稿では,企業におけるオープンサイエンスを利活用した場合のメリットと課題について考察を述べ,オープン化戦略を進める上で何をすべきかを検討する。

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企業におけるオープンサイエンスの必要性 https://t.co/68lbcVsBN8 「FAIR の“F”の「見つけられる」は,難易度が高いと考える。この“F”を検討するために,データ公開までの遷移のイメージを火山で岩石が形成される様子に模して考えてみる(図 2)。」 面白いな。 https://t.co/Dk7ubmpJxe
会誌「情報の科学と技術」2018年10月号 企業におけるオープンサイエンスの必要性…岡山 将也,岩崎 一正 https://t.co/K3v9sYeCNP

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