著者
田向 権 関根 優年
出版者
日本神経回路学会
雑誌
日本神経回路学会誌 (ISSN:1340766X)
巻号頁・発行日
vol.20, no.4, pp.166-173, 2013-12-05 (Released:2014-02-07)
参考文献数
24

本稿では,ニューラルネットワークを応用する際に必須となるシステム化のアプローチとして,hw/sw複合体を解説する.hw/sw複合体では,ハードウェア部はオブジェクト指向の開発環境に組み込まれ,hardware objectとしてソフトウェアと同様に取り扱うことが可能である.ニューラルネットワークのような膨大な演算量を必要とする部分をhardware objectとして整備することで,システム全体の高速化·省電力化が可能となる.この有効性を示すために,自己組織化マップをベースとしたニューラルネットワークの実装例を併せて紹介する.

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@fujitapiroc1964 ニューラルネットワークのハードウェア実装というとFPGAを使ったりってのが多いですが、完全にアナログってのも筋は通ってますよね。まさに「OP」アンプなので四則演算や微分器、積分器は十分に熟成した技術ですし。オペアンプを数万個積んで自由に配線できる集積素子胸熱。 https://t.co/olHId8iCU0

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