著者
波多野 澄雄 大野 太幹
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.465-471, 2016-10-01 (Released:2016-10-01)
参考文献数
2

国立公文書館アジア歴史資料センター(アジ歴)は2001年11月に設立され,2016年で16年目を迎える。その間,日本とアジアにかかわる近現代の歴史資料(デジタル化資料)約200万件・約3,000万画像をデータベース化して,広く利用者に提供している。本稿では,アジ歴の現状および最近の取り組みを紹介するとともに,大規模な歴史資料のデータベースを,専門家以外の利用者に対しても,いかに利用しやすく提供するかについて,特に,センター独自の目録データ(メタデータ)項目,およびそれら目録データから抽出した検索用のキーワードをより理解しやすくするための新規作成コンテンツ「アジ歴グロッサリー」について,詳しく紹介する。また,他機関との連携など,アジア歴史資料のハブとしての機能を充実させるための取り組みについても,いくつかの事例を挙げて紹介する。

言及状況

外部データベース (DOI)

レファレンス協同データベース (1 libraries, 1 posts)

①奈良県立図書情報館の公文書館機能について紹介している文献を教えてほしい。 ②奈良県のような公文書館の取り組みを行っている公文書館を教えてほしい。

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[デジタルアーカイブ] メタデータ作成について重視する点などが、図書館とはまた違っている。
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“国立公文書館アジア歴史資料センター15年の取り組み:歴史資料データベースの構築とサービス” https://t.co/VdlsCJqG47 #science #エレクトリック #図書館 #本
「情報管理」2016年10月号 国立公文書館アジア歴史資料センター15年の取り組み:歴史資料データベースの構築とサービス 近現代の資料をWeb公開する「アジ歴」の目録データ整備から新サービスまでセンター長の波多野澄雄氏らが解説 https://t.co/0rMZTbdsp8

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