著者
齋藤 弘匡 宮崎 祐太 杉 正明
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.42, no.5, pp.595-603, 2023-10-15 (Released:2023-10-15)
参考文献数
48

本研究の目的は訪問リハビリテーション利用者を対象に,被介護者の抑うつ状態と介護者の介護負担感の関連を明らかにすることである.被介護者の基本情報,抑うつ度,認知機能,ADL自立度,生活空間の広がり,介護者の基本情報を調査し,介護負担感との関連を検討した.重回帰分析により,被介護者の抑うつ度の高さ,排便管理の自立度の低さが介護負担感の重要な因子として抽出され,介護負担感軽減のための介入には,被介護者の抑うつ状態を考慮する重要性が示唆された.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 4 posts, 6 favorites)

Reading #47 被介護者だけでなく、介護者への関りの重要性が理解できました。 J-STAGE Articles - 訪問リハビリテーション利用家族の介護負担感に関連する要因 https://t.co/odyxhKbyGl
「訪問リハビリテーション利用家族の介護負担感に関連する要因」の重要な因子は ・被介護者の抑うつ度の高さ ・排便管理の自立度の低さ  やはり排便処理は心理的負担が高い。また、被介護者の心理教育や多職種連携を図り抑うつの軽減も必要ですね。生活期セラピスト必見。 https://t.co/iojKvYHKfz
『作業療法』2023 年 42 巻 5 号 p. 595-603 [原著論文]訪問リハビリテーション利用家族の介護負担感に関連する要因 ─被介護者の抑うつ状態に着目して─ https://t.co/pUNQCtntGK

収集済み URL リスト