著者
高杉 叡生 佐藤 徹治 竹間 美夏
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.1341-1347, 2018-10-25 (Released:2018-10-25)
参考文献数
14

近年、日本の多くの都市では人口減少を見据えたコンパクトなまちづくりの一環として、LRTやBRTを導入、または導入を検討している。本稿では、LRT・BRTの特徴・違いを踏まえたこれらの整備による都市内人口分布への将来時系列の影響の分析手法、それと理論整合的な便益計測手法を示した。さらに、群馬県前橋市におけるケーススタディを実施し、新たな都市交通を整備しない場合、LRTを整備した場合、BRTを整備した場合の2040年までの都市内人口分布を推計し、LRT整備・BRT整備による人口分布への影響、帰着便益の分布、都市全体の便益の比較を行った。分析の結果、LRT整備の便益はBRT整備の便益を概ねすべてのゾーンで上回ること、LRT整備、BRT整備のケースともに沿線ゾーン以外においては整備がない場合と比較して人口は減少するものの正の帰着便益が生じることなどが示唆された。

言及状況

外部データベース (DOI)

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2018年の研究見つけた。前橋駅〜中央前橋駅〜関根間にLRT・BRTを導入した仮定での人口増減・便益の変化の計測。2040年までに南橘地区を中心に沿線の人口が増加し、中心市街地の帰着便益も数億円規模。対策無しよりBRT導入、BRT… https://t.co/89Ui2IDXjo
疑問に一番近い解を提示してくれたのが、前橋において人口分布の変化を考慮してLRTとBRTの整備便益を比較した論文。システムとしての明確な差は以下の5点で、確かに運用でカバーできない。 ・乗り心地 ・シンボル性 ・環境負荷 ・既存の… https://t.co/l03wHZdOk5

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