著者
片岡 正次郎 佐藤 智美 松本 俊輔 日下部 毅明
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集A (ISSN:18806023)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.740-757, 2006 (Released:2006-10-20)
参考文献数
62
被引用文献数
2 19

大規模地震を含むマグニチュード5以上の地震の強震記録約11,000波を用いて,地震動の最大加速度,最大速度,SI値,計測震度及び加速度応答スペクトルの距離減衰式を作成した.この距離減衰式は,モーメントマグニチュードと震源距離のほか,スペクトルインバージョンにより推定された加速度震源スペクトルの短周期レベルをパラメータとした回帰式である.短周期レベルをパラメータとした場合には,そうでない場合と比較して,顕著にばらつきの小さい距離減衰式が得られた.また,短周期レベルと地震モーメントとの関係を整理し,その地域性を考察するとともに,地震のタイプごとの関係式を提案した.

言及状況

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@kokisuzume 突っ込まれたら困るので一応参考文献… 短周期レベルをパラメータとした地震動強さの距離減衰式,(片岡 正次郎, 他3名),2006 https://t.co/Rpv6OgrCga 『異常震域に就いて』(石川高見),1926 https://t.co/gf8E2fkAKY
片岡正次郎氏 https://t.co/d27lSE9Zjq / #FFTV 片岡式を! https://t.co/IL2TRSsaNF

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