著者
上田 茂
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集H(教育) (ISSN:18847781)
巻号頁・発行日
vol.74, no.1, pp.31-42, 2018 (Released:2018-09-20)
参考文献数
16

戦後70年,我が国は経済復興を果たし,科学立国としてその地位を確立し,産業基盤および生活基盤となる道路,鉄道,港湾,ダムなどの社会基盤施設整備がなされ,国民は豊かで,便利で快適な生活を享受するまでになった.小学校教育の目標の一つは,「日常生活に必要な国語を,正しく理解し,使用する能力を養うこと」であるが,教材を通して自然科学,社会の発展などについても,関心を持たせるよう配慮するものとされている.その意味で,国民生活の安心・安全の要である社会基盤施設の整備について,初等教育において児童にその重要性を伝えることは重要であると考える.本論文では,戦後日本の小学校国語教科書における「土木とくらし」に係る教材の傾向を示し,課題と提言を述べる.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 2 favorites)

昔、教科書に載っていたな… 何の教科だったかな…? 国語?社会?と思って検索してみた 当時、教科書は教育出版だったから4年生の国語だったようだ。 https://t.co/PXZZQ0g6cE https://t.co/SNTmEB0grS

収集済み URL リスト