著者
平澤 匡介 齊田 光 高田 哲哉 石田 樹
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.73, no.5, pp.I_981-I_992, 2017 (Released:2017-12-27)
参考文献数
14

我が国の高規格幹線道路は限られた期間や費用で整備を進めるために,交通量が少ない区間は4車線のうち,2車線のみを暫定的に供用する方法を採用した.暫定2車線区間は大半がラバーポールと縁石による簡易分離であり,正面衝突事故が起きた場合は重大事故に至りやすい.寒地土木研究所では,2車線道路の正面衝突事故を防ぐために,支柱が細く,設置幅が少ない緩衝型のワイヤロープ式防護柵を開発した.本稿は,高規格幹線道路暫定2車線区間の中央帯にワイヤロープ式防護柵の導入を検討するため,暫定2車線区間の道路構造を試験道路で再現し,大型車のすれ違い走行試験や試験参加者の主観評価を行い,さらに,車両衝突時のはみ出し量を低減させるロープ連結材の開発について報告するものである.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 2 posts, 0 favorites)

https://t.co/byCVxj9HK3 橋梁部の舗装は確かマスチックと表装だったと思うんだけど、厚みは100mmぐらいか、そこから下は橋梁の床版になるので穴はあけれない。 https://t.co/CGLbsntv6I ポール立てれないところにワイヤー張っても強度が出ないためにワイヤー張ってないんだと思う。
さて、今は暫定二車自動車道の事故防止にガードワイヤーをセンターに張っている。 これが一番はみだし事故防ぐには効くんだけど、問題点があって。 橋梁部には立てられない。 https://t.co/byCVxj9HK3 #Yahooニュース https://t.co/qPOdo6WpZy https://t.co/wVf8qZhMgt

収集済み URL リスト