著者
大井 将生 渡邉 英徳
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.352-359, 2020-10-01 (Released:2020-11-16)
参考文献数
12

情報化の進展を背景に、学習指導要領では調査や諸資料から様々な情報を調べてまとめる技能や、多面的・多角的に考察する力の育成が教育目標として記されている。この実現のためにMLA資料の活用が推奨されているが、その学習デザインについては十分に議論されていない。そこで本研究では、ジャパンサーチを活用した探究的キュレーション授業を開発し、小学校・中学校・高等学校で授業実践を行なった。これにより、児童生徒が自ら立てた問いに基づいて学びを展開することで多面的・多角的な視座を育む契機を創出する学習デザインの一例を示すことができた。一方で実践を通して、ジャパンサーチの教育活用を進展する上での課題も明らかになった。

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学術賞(研究論文) 「ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン : デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性」大井将生, 渡邉英徳 https://t.co/FGvIlW4O0Q
「デジタルアーカイブ学会誌」 2020年第4号 [特集:ジャパンサーチ]ジャパンサーチを活用した小中高でのキュレーション授業デザイン:デジタルアーカイブの教育活用意義と可能性. 大井 将生, 渡邉 英徳 https://t.co/FGvIlW4O0Q

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