著者
細矢 剛 神保 宇嗣
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.6, no.4, pp.159-162, 2022-11-01 (Released:2023-01-05)
参考文献数
18

自然史データの代表として生物多様性情報をとりあげ、その基盤となる標本情報の集積・利用上の課題を議論した。国立科学博物館においては、館内のデータ管理には「標本・資料統合データベース」が、国内の自然史博物館のデータの集積を目的として「サイエンスミュージアムネット(S-Net)」がある。両者のシステム導入とデータの長期保管・長期利用における課題をスペック、仕様書、長期の維持と保証、データフォーマットとデータ移行の点から比較した。これらの観点に加え、今後は外部連携・セキュリティなどが評価できる人材の育成や、システム構築のノウハウ共有が大切である。

言及状況

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「デジタルアーカイブ学会誌」2022年第4号 [特集:デジタルアーカイブの消滅と救済]生物多様性情報の長期保管と長期利用. 細矢 剛, 神保 宇嗣 https://t.co/1oX6zrOKxS

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