著者
渡辺 英夫 平山 史朗 島袋 公史
出版者
日本義肢装具学会
雑誌
日本義肢装具学会誌 (ISSN:09104720)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.7-12, 2012-01-01 (Released:2013-12-15)
参考文献数
10
被引用文献数
3

脳卒中に対してのシューホーンブレースとその類似装具を含めたシューホーン型短下肢装具は,わが国での処方頻度が高いが,その形状と適応病態との関連についての検討はまだ十分とは言えない.本装具の形状によるプラスチックのたわみの程度と完成時の背屈角度,靴を履いて起立した時の下腿の前傾角度(SVA)などの違いによって,適応となる足関節部の筋力,膝関節の安定性,下腿三頭筋の痙縮の程度などが変わることを強調した.さらに本装具を装着しての歩行で問題が見られた時の対処法について述べた.

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脳卒中に対するシューホーン型短下肢装具の形状と適応 片麻痺者の歩行改善に向け、どの装具を使用するか悩まれる方にオススメです。 フレキシブル、リジッドタイプ装具の適応について歩行別で詳細に記載。 適応はプラスチック装具についてですが、大変参考になりました! https://t.co/5mq8zTZp3L
渡辺英夫 他. 脳卒中に対するシューホーン型短下肢装具の形状と適応. 義装会誌 28, 53-56(2012) 短下肢装具に関して基本的な事が書かれているため、一度は読むべき寄稿だと思われます。 https://t.co/GHB848QTpc

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