著者
寺田 雅子
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.45-49, 1991-02-20 (Released:2009-11-11)
参考文献数
7

抹茶は, なぜ泡立つのだろうか。抹茶の成分と, 抹茶を点 (た) てる所作や道具の点から, 解説してみよう。抹茶には起泡成分として茶葉サポニン, 泡沫修飾成分としてペクチンが存在する。良好な泡沫を形成するためには, これらを適当な割合に溶出させることが大切な条件である。また, 茶筅さばきも重要であり, したがって泡立て中の抹茶懸濁液の動きとを追跡して, 泡沫の形成状態との関連性について述べた。さらに, 泡沫の性状が茶筅の構造に依存していることにもふれてみた。

言及状況

外部データベース (DOI)

Google+ (1 users, 1 posts)

抹茶を毎日のように会社で点てているのですが、うまく泡立てれる時とそうでない時があります。 抹茶の量とお湯の量、お湯の温度、点て方のテクニックの何が大事なのだろうと思って考えていたら、こういう論文を見つけました。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsssj1980/12/1/12_1_45/_pdf その全てが大事なんですね。またミキサーで点ててもだ ...

Twitter (6 users, 6 posts, 0 favorites)

J-STAGE Articles - 抹茶の泡立ち特性 https://t.co/c0xrOUG9If
今、いつもより湧き加減ぬるくしたお湯でいつもの薄茶(スーパーで買える)をいつも通りシャカシャカしたら、明らかに泡立たなかった!! ネットで調べたら、泡立ちに適した温度があるそうな!! そもそも泡立つ仕組みはコチラ〜 (私は概要サッと見ただけですが!)https://t.co/604ntxmG1W
抹茶の泡立ち特性 https://t.co/CLx9UwEXlp
@mitudoko https://t.co/gcI7afJgcz 少し昔の物ですが研究された方が居たようです。勉強になりました。茶筅を使ったことがないのですが、コーティング等されてないようなら使わない方が良いかもですね。脂肪分とか臭いとか移っちゃいそうな気がします。
茶道の大家はすごいんだなと思いました(小並感) https://t.co/bTgNfH8YEx

収集済み URL リスト