著者
梶田 将司
出版者
The Visualization Society of Japan
雑誌
可視化情報学会誌 (ISSN:09164731)
巻号頁・発行日
vol.31, no.121, pp.25-25, 2011 (Released:2012-04-14)
参考文献数
12

本稿では,ある特定の教育学習活動をビジュアルに見せることを目的とした「可視化」ではなく,全学的な「情報化」の観点から教育学習活動を「見える」ように工夫することで,教室というクローズドな空間においてなされ,なかなか伺い知ることができなかった大学における教育学習活動が徐々に「見える化」している現状を整理する.そして,コース管理システム・eポートフォリオシステム・教務システムが「仮想世界における教育学習メディア」を形成しながら物理世界・仮想世界双方の教育学習活動の「見える化」が進み,最終的には,大学にある様々な情報システムとの間でデータ連携が行われる「教育学習環境としての大学」の深化に向けた展望を,名古屋大学における知見・戦略に基づいて見通す.

言及状況

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