著者
吉田 邦夫
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.51, no.10, pp.624-627, 2003-10-20 (Released:2017-07-11)
参考文献数
6

加速器質量分析(AMS)法を用いると,ほんのわずかな量でも炭素14年代測定が出来る。その結果,考古遺物だけでなく,これまで年代測定が許されなかった美術工芸品についても測定が可能になり,思わぬ結果が得られることもある。美術品鑑定者を欺くことが出来ても,科学分析はその虚を暴くことになるかもしれない。逆に,鑑定眼のもろさを,白日の下にさらすこともある。奇々怪々の世界である。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (5 users, 5 posts, 5 favorites)

2003年の「科学と教育」から 「炭素14による年代測定ー完璧な贋作を作る裏技ー」 (吉田邦夫) https://t.co/coPpM5XrvS これなんかも面白かったですよ。
こういう感じでガンガン年代測定して年代について適当なこと言ってる人を駆逐していきたい https://t.co/Q3Hc2xWS3G
日曜美術館 怒られてしまうかもだが(^-^;、ルオーの聖顔の作品群に私が思う事 聖骸布の放射性炭素年代結果 https://t.co/kmkVw4S2i3 鑑定の化学 1. 炭素 14 による年代測定. 一 完璧な贋作を作る裏技一 https://t.co/vdZJnHB7eM

収集済み URL リスト