著者
村中 厚哉
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.65, no.5, pp.246-249, 2017-05-20 (Released:2017-11-01)
参考文献数
6

現在では1600万以上の種類の有機化合物が知られている。有機化合物のうち,エタノールやジエチルエーテル,酢酸などは無色透明であるが,β-カロテンやフェノールフタレインなどは色がついている。本稿では,身近な色をもつ有機化合物を紹介しながら,大学で学ぶ「光の吸収と放出」や「π共役」,「分子軌道」の考え方を説明し,なぜ有機化合物の中に色がついているものと色がついていないものがあるのか,について説明する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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光が物質に当たると、物質は光を反射したり、吸収したりします。そのときに、色が生じるのは質問者様のおっしゃる通りです。下記のページに詳しい説明があります。 色とはなんだろう 色が見える仕組み(4) https://optica.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-dbc6.html それでは、どうして特定の色になるのかというと、それは物質の化学構造と ...

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_pdf https://t.co/mpuLFF8i9h 有機化合物が色を持つ仕組み
https://t.co/qKaeTmRYEZ 今日話した共役二重結合についての話があります、よかったら https://t.co/a2NGuAAdN5 こっちも合わせてみるとわかりやすいかも https://t.co/E8OlFGvOFw
検索したら出てきた。分子間の結合によって変わるっぽい。 https://t.co/NH7wG8HQoY
【化学と教育】誌より 理化学研究所 村中厚哉先生による「有機化合物の構造と色」という日本語で読みやすい化学講座のご紹介です。 ニンジンなどに含まれる有機色素 β-カロテンの紹介から、TCIで試薬販売しているシクロパラフェニレンの色変化の報告も掲載されています。 https://t.co/JWGS5GzDXz
@jnakano 誘電体(非金属)の表面でのフレネル反射ではほとんど色が付かず、専ら拡散反射(ミー散乱)に伴う吸収でのみ色が付くはずです… 後者についてそれっぽいPDFを見つけました(理解はしていない) https://t.co/4CVrbKDXe3
有機化合物に色がある理由がふわっとわかる https://t.co/twO9TLEfrZ
有機化合物は炭素を主な構成元素とし,残りは水素,酸素,窒素,硫黄,リン,ハロゲンなどの元素から構成されている。構成される元素の種類は少ないものの,炭素原子が共有結合をつくりやすく,多様な構造をとりやすいことから,1,600 万以上の有機化合物が知られている。 https://t.co/BRwwzwnYP2
https://t.co/F6jg8HpaC8 こんなのだったねー!昔も勉強した、懐かしい!ただたくさん疑問が湧いてくるのでもう少ししらべます
@yummy_lemon_pi https://t.co/18FdLbwfUh
https://t.co/CLNaQiAdGB
・有機化合物の色。エタノールやジエチルエーテルは可視光を吸収しないため無色透明。可視光をよく吸収するまたはよく放出する場合は色がついて見える。黄色の蛍光ペンは青色の光を吸収する色素が含まれている。ピンクの補色は緑。https://t.co/Aq1vpXkTvp https://t.co/TCMWAEqL0H
こんな論文どうですか? 高機能広汎性発達障害児に対する「エブリ教室」の教育実践に関する報告(第19報)―参加児の活動経過及び心的過程の変遷に着目したタグラグビーにおける支援内容と方法の(佐々木 全ほか),2015 … https://t.co/GGfwUG7AZp
J-STAGE Articles - 有機化合物の構造と色 https://t.co/mvXayJSMB9

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