著者
顧 国達 濱崎 實 宇山 満
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.349-357, 1993-10-27 (Released:2010-07-01)
参考文献数
23

生糸世界市場の展開を主な生糸需給国の蚕糸絹業の発展と国際政治経済的諸条件に規定されたものと見る立場から, 1842年「南京条約」の成立から1945年第二次世界大戦の終結までの103年間を世界生糸貿易史の近代として時代区分する。本稿は近代生糸世界市場の成立に関わる諸要因を概括的に検討した上で, 成立期 (1842~72年の31年間) における生糸世界市場の需給関係を, 主な生糸需給国の蚕糸絹業の展開との関連を中心に, 生糸貿易統計をベースにして数量的に明確なものにした。

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近 代 生 糸 世 界 市 場 の成 立 要 因 とそ の需 給 関 係 (1842~72年

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近 代 生 糸 世 界 市 場 の成 立 要 因 とそ の需 給 関 係 (1842~72年 / “https://t.co/TMQrbpjO49” https://t.co/xJ21JCgQ8x
以下論文の表10 日本生糸国別輸出割合(1862〜72年度)によると、この約10年で最も輸出量が多かった1862年度のフランス向け輸出量が不明な点と、翌年にガクッと4割も減っている点が気になる。 近代生糸世界市場の成立要因 とその需給関係  https://t.co/NVTEHec3d1

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