著者
WEIJUN HU YOSHIKUNI YANAGI MITSUO ARAI KIYOSHI HIRABAYASHI NARUMI YOSHITAKE
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
The Journal of Sericultural Science of Japan (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.56, no.2, pp.127-130, 1987-04-28 (Released:2010-07-01)
参考文献数
9
被引用文献数
1 or 0

生糸の機械的性質 (強度, 伸度及びヤング率) が約1,800日にわたり, 種々の湿度の下で測定された。生糸の湿度調整は飽和塩溶液を用い, デシケーター中で行った。日数が経つほど生糸の劣化は低湿度より高湿度中で促進される。生糸に含まれるセリシンは多量の水を吸うので, 練糸と比較すると, 強度の低下及び伸度の上昇が著しい。動的弾性率と機械的性質と同様の傾向を示した。
著者
川瀬 茂実 橋本 義文 中垣 雅雄
出版者
日本蠶絲學會
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.49, no.6, pp.477-484, 1980

軟化病ウイルス (坂城株) を精製純化し, その核酸, たんぱく質の諸性状を調査した結果, 以下の点が明らかとなった。<br>1) 本ウイルスの核酸は単鎖RNAで, ウイルスRNAのS値は33S, 分子量は2.4×10<sup>6</sup>ダルトン, ウイルスのRNA含有率は28.5%であった。<br>2) 本ウイルスの構成たんぱく質は4種類確認され, それらの分子量はそれぞれ約31,000~32,000 (VP1), 41,000~42,000 (VP2), 49,000 (VP3), および68,000~69,000 (VP4) で, VP1が全たんぱく質の約70%を占める主要たんぱく質であった。<br>3) 以上の結果より, 軟化病ウイルス (坂城株) はピコルナウイルスに属するウイルスで, そのクリプトグラムは〔R/1:2.4/29:S/S:I/O〕と決定した。
著者
山本 俊雄 間瀬 啓介 長坂 幸吉 岡田 英二 伊坪 友子 宮島 たか子 榎島 守利 熊井 敏夫 和泉 清二
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.125-132, 1999-04-30 (Released:2010-07-01)
参考文献数
11
被引用文献数
7 or 7

高付加価値化・差別化できる絹の新素材開発を目的として, 極細繊度蚕品種「中514号×中515号, 愛称: はくぎん」を育成した。中514号は2化, 広食性の斑紋限性品種であり, 繊度は1.8~1.9dである。中515号は1化性で繊度は1.5d以下になる。また, 両原種とも支25号の血縁度が高く, 近交係数は中514号が47%, 中515号が100%である。「はくぎん」は1998年1月に特徴ある蚕品種として指定された。幼虫の体色は青系, 斑紋は形蚕, 繭色は白色, 繭形は楕円形であり, ちぢらは普通である。「しんあけぼの」に比べて飼育日数は全齢で約1日短く, 収繭量, 繭重, 繭層重などの計量形質は約8割の水準にある。繊度は1.65dと極細で4眠蚕品種としては初めての2d以下の品種である。繊度偏差も著しく小さいので, 極細の高級生糸の生産が可能となり, 新しい絹製品の開発に利用されることが期待される。
著者
木下 晴夫 菅沼 よし 渡瀬 久也
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.49, no.4, pp.352-358, 1980

煮繭工程内の処理効果は互に関連しあっているので特定要因を独立に変動させても的確に工程を制御するとは必ずしも期待できない。そこで, 回帰主成分分析法により煮繭要因を集約して少数の煮繭温度パターンを決定することについて検討した。その結果の大要は次のとおりである。<br>1) 煮繭要因は3個の互に独立な回帰主成分に集約された。<br>2) 第1回帰主成分は浸漬部温度および触蒸部温度の影響が大きく, 繭層セリシンの膨潤程度の均一化をはかる温度パターンで, 特に大中節の個数および小節点に対して効果が大きい。<br>3) 第2回帰主成分は滲透部温度の影響が大きい。<br>4) 第3回帰主成分は触蒸部温度あるいは調整部温度の影響が大きい。<br>5) 第2回帰主成分, 第3回帰主成分は中層・内層セリシンあるいは繭層セリシン全体の膨化や凝集をはかる温度パターンで, 特に糸故障や索抄緒効率に対して効果が大きい。<br>6) 繰糸成績より, 適正な温度パターンを選択し, 煮繭工程を制御することによって, 煮繭の最適パターンが形式化され, また単純化された。
著者
河上 清
出版者
日本蠶絲學會
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.51, no.1, pp.46-51, 1982

蚕室における消毒効果の判定, または清浄環境の保持のため, 空中浮遊糸状菌を対象に, その汚染度の調査に, RCS・エアーサンプラーを用いたところ, 落下法に比べ, 菌捕集効果が著しく高く, 定量的検査が可能であった。さらに, 本器は軽量で操作が簡便なため, 迅速な菌捕集作業ができた。消毒翌日の蚕室の空気中の糸状菌数は, 0.5個/100<i>l</i>であり, 病蚕発生のない飼育中の蚕室での同菌数は1.0~7.5×10個/100<i>l</i>程度であった。なお, 蚕飼育中における糸状菌汚染度の改善に, グルタルアルデハイド剤の散布が有効であった。検出された主要な糸状菌は, <i>Penicil-lium, Aspergillus</i> で, 他には <i>Cladosporium, Geotrichum, Alternaria, Paecilomyces, Cephalosporium, Rhizopus, Mucor</i> があった。
著者
桑原 昂 西崎 郁子
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.49-54, 1969

野蚕絹フィブロインの希薄な酸・アルカリ処理の際の溶出過程におけるフィブリルの生成・形態について, 野蚕種別および前報に報告した家蚕絹フィブロインとの差異を電子顕微鏡によって比較観察した。<br>(1) 野蚕種別により多少の差はあるが通常の精練方法によりセリシンを除去した野蚕絹フィブロインは, ほゞ斉一な経縞状のフィブリルから成り立っている。<br>(2) 希薄なアルカリの溶出作用によりフィブリルは, 錯そう, 離合, 崩壊して不規則に分岐もしくは渦巻, 断層状へと変化する。<br>(3) 希薄な酸では繊維軸方向あるいはある傾斜した方向に波浪または波紋状および分岐または枯木様フィブリル集束が観察される。<br>(4) 野蚕絹フィブロインにおけるフィブリル生成は家蚕絹フィブロインに比し可成り明確にしかも微細フィブリルが連続して見られ, 希薄な酸処理の場合にこの傾向はとくに顕著である。
著者
小林 勝 柳川 栄夫 田中 一行
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.58, no.4, pp.344-348, 1989

テンサンを同一圃場で放養形式により継続飼育すると, 核多角体病ウイルス (NPV) で圃場が汚染され, それが原因となって違作を生ずることは既に報告した。そこで, 今回圃場に棲息する昆虫による病原伝播の可能性, 土壌および飼育樹に残存する病原を不活化する方途など, 作柄安定に資する方法を総合的に検討した。その結果, 次の事実が明らかとなった。(1) 圃場に棲息密度の高いアリ, アブラムシは本病病原の伝播を助長させる。(2) 飼育が終了したクヌギの枝葉に病原の残存が認められる。(3) 土壌に残存する病原は, 表層から約2cmまでにその大半が蓄積している。(4) 土壌に残存する病原は火炎放射消毒 (先端温度1,800℃) することにより, 不活化することができる。(5) 稚蚕期の減蚕の大半はアリによる食害が原因である。
著者
八尋 正樹 林 満
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.5-7, 1971-02-27 (Released:2010-07-01)
参考文献数
3

休眠期中および休眠解除後の冬眠期の桑冬芽につき水抽出をおこない, acidic, neutral, n-hexane の fraction にわけ, おのおのにつきペーパークロマトグラフィを適用し, アベナ伸長テストをおこない, 生長抑制物質と生長促進作用の変化を研究した。その結果休眠の深い時期には冬芽内の生長促進物質の活性化すなわちアベナの伸長を促進することはみとめられず, 生長抑制物質が冬芽内に多量に含まれていることがわかった。休眠解除にともない生長抑制物質 (Rf0.9~1.0) の量が減少し, 生長促進物質が活性化してアベナの伸長を促進することがみとめられた。またエーテル抽出液では認められなかったが, 水抽出の場合展開溶媒 ammoniacal isopropanol で acidic fraction に新にRf0.6~0.8の生長抑制物質が認められた。この物質は冬芽の休眠 (rest) 中にも多量に存在するが, 休眠が解除された冬眠期においても減少せず, 生長抑制作用がかなり強く残っている。この物質は萌芽前に減少することから, 休眠 (rest) と直接の関連があるよりも, 萌芽と関連がある物質ではないかと思われる。
著者
東 哲夫 木内 玄詔 小山 長雄
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.90-93, 1964-02-25 (Released:2010-11-29)
参考文献数
3

Silkworm larvae which had been reared by a sericulturist in Suwa City, Nagano-Ken were attacked and killed by an unknown insect. This injurious insect to silkworm larva was identified as Sclerodermus nipponicus Yuasa belonging to Bethylidae of Hymenoptera. The bee is a parasite of the larva of the Anobiidd beetle. In this case, however, the host beetle was Stenygrinum quadrinotatum Bates (Cerambycidae), which bored into mulberry shoots stocked at an attic of silckwormrearing room. The damage was certainly brought by such a course as;the bees from the host beetles-gall or walk to silkworm bed-→prick the silkworms injecting a poisonous fluid-→soon or later the solkworms fall in death.
著者
伊藤 智夫 堀江 保宏 Gottfried FRAENKEL
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.28, no.3, pp.107-113, 1959-06-30 (Released:2010-07-01)
参考文献数
7
被引用文献数
1 or 0

1. 5令起蚕の小顋切除後桑葉を与えると, 手術の直接的影響を受けたと思われる個体を除いては, 正常蚕と変りなく食桑し生長する。2. 5令起蚕の小顋切除後キャベツを与えると, 最初は比較的良く食べるが永続せず, 体重増加は僅かで数日後には死亡する。正常蚕も絶食が続くと極めて少量食べる。3. 5令起蚕の小顋切除後桜葉を与えると, 最初若干食べるが永続せず, 体重は反つて著減し遂に死亡する。正常蚕も絶食が続くと少量食べるが, 体重減少はさほど顕著ではない。4. 蚕児の食性に関与する感覚として味覚のようなものが考えられ, 小顋以外の感覚器官の機能によるものと思われる。5. 桜葉はキャベツに較べ蚕児に対し毒性のより強い物質を含有する。6. 5令中期に小顋を切除し桑葉を与えると正常蚕と生長の点で変らない。7. 5令中期に小顋を切除しキャベツを与えると, 最初若干食べるのみであり, 正常蚕も絶食が長びけば極く少量食べる。
著者
釜田 壹 島田 秀弥 浅野 昌司
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.129-136, 1979-04-28 (Released:2010-07-01)
参考文献数
19

5齢期のカイコに幼若ホルモン活性化合物の一種である methoprene を投与し, その生理作用を明らかにし, 育蚕への利用の観点から投与時期および投与濃度について検討した。1. Methoprene を蚕体に塗布した場合, 投与時期が遅く, かつ投与濃度が高くなるにしたがって, 幼虫期間の延長→幼虫と蛹の中間体→永続幼虫→過剰脱皮蚕へと変化の移行がみられた。2. 5齢の前期および中期における投与では, methoprene に対する感受性に雌雄差はみられないが, 後期では雄が雌よりも高かった。3. 5齢前期の0.1~1μgの methoprene の投与は, 食桑期間が0.2~1日延長し, 営繭率および健蛹率に低下はなく, 繭重および繭層重が増加する。5齢中期の methoprene 投与は, 繭重および繭層重の増加が最も高いが. 0.1μg以上の投与量は営繭率および健蛹率が低下した。5齢後期では, 営繭に影響しない濃度範囲が狭く. 繭重の増加は少なく繭層重も低下した。4. 5齢36~72時間に2.5ppmの methoprene を散布すると, 食桑期間は0.5~1.3日延長し, 健蛹率の低下もなくて繭重および繭層重が増加し, 繭層歩合も低下しなかった。5. 2.5~10ppmの methoprene の散布は, 健蛹率がやや低下するが, 繭重および繭層重はそれぞれ10~14%および13~20%増加し, 繭層歩合もやや増加した。繭糸長, 繭糸量, 解舒率および生糸量歩合も向上した。
著者
桑名 壽一
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.202-207, 1951

1) この虫は1年1世代, 4, 5, 6月に蛹, 成虫, 卵の時期があり, 1年の残りの10ケ月近くは幼虫ですごす。幼虫には普通の意味の休眠はなく, 常に運動し食物をとる。<BR>2) 自然状態の幼虫を25℃に移すと, 12月までのものは化蛹せず, 翌年2月になると全部が直ちに化蛹する。<BR>3) 幼虫を連続同一温度で飼うと, 30℃ではほとんど蛹にならす少くとも1.5年は幼虫として生きる。25-15℃だと8ヶ月くらいから後化蛹がおこる。20℃で最も早く化蛹がおこり最も短期間に化蛹しおわる。<BR>4) 5月孵化の幼虫を9月 (7令) から5-20℃に1-5ヶ月おき25℃に移した。5℃では化蛹なく, 10-20℃では3ヶ月処理以後化蛹があつた。15-20℃では4ケ月で化蛹率100%に近い。<BR>5) 各温度の効果は15°, 20℃が最高でこの両側に低くなり, 5及び30℃でほぼ0となる。<BR>6) この幼虫には休眠に似た化蛹のブロックがあつて, これからの離脱には特殊範囲の温度が効果をもち, その強さは5) のようなものである。
著者
阿部 広明 大林 富美 原田 多恵 嶋田 透 横山 岳 小林 正彦 黄色 俊一
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.65, no.3, pp.196-200, 1996

CSD-1系統はカイコ支137号 (<i>nsd-1</i>/<i>nsd-1</i>) に日137号 (+<sup><i>nsd-1</i></sup>/+<sup><i>nsd-1</i></sup>) の濃核病ウイルス1型 (DNV-1) 感受性遺伝子 (+<sup><i>nsd-1</i></sup>) が所属する第21連関群を導入し, 継代, 維持している。このためCSD-1系統は, 第21連関群について, 日137号の染色体と支137号の染色体を一本ずつもつ<i>nsd-1</i>/+の雌に, 支137号の雄を交配し, 蛾区内でDNV-1感受性個体 (<i>nsd-1</i>/+) とDNV-1非感受性 (完全抵抗性) 個体 (<i>nsd-1</i>/<i>nsd-1</i>) が1:1で分離するようにしてある。本研究は, +<sup><i>nsd-1</i></sup>遺伝子に連関しているランダム増幅多型DNA (RAPD) を利用し, CSD-1系統内よりDNV-1を接種することなく, 幼虫ならびに成虫のDNV-1感受性を診断する方法について検討した。PCRの鋳型となるゲノムDNAを, 幼虫の場合は切断した腹脚2本から, 成虫の場合は切断した脚2本から, それぞれ抽出し, 特定のプライマーを使用してPCRを行い, RAPDの有無を調べた。その結果, RAPDによる診断結果とDNV-1感染の有無が一致した。この方法により, ウイルスを使用することなくDNV-1感受性個体を検出し, その個体から次代を得ることが可能となった。
著者
橋本 春雄
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.205-210, 1953-10-28 (Released:2010-07-01)
参考文献数
13

Kiel bone konate la hibridigo inter normaltipaj diploidaj inoj kaj d-tralumaj viroj donas ce la morusa silkraupo en F1 generacio d-tralumajn inojn kaj normaltipajn virojn, la d-traluma geno estante seksligita kaj recesiva, dum la hibridigo inter tetraploidaj inoj kaj d-tralumaj viroj normaltipajn inojn kaj normaltipajn virojn. Ni do povus diveni per la hibridigo, ke la inoj parigitaj estus miksoploido kunmetita de diploido kaj tetraploido. E1 43, 200 ovoj elprenitaj el papilioj de sekslimigita Zebro, X-radio-mutacio, heteroziga por dominanta Flavsanga geno, l'autoro sukcesis akini 288 raupojn Zebro-Flavsangajn per artefarita partenogenezo (pro trempado en varman akvon). 9 el 12 ekzamenitaj ce F1 montrigis miksoploidaj. La nombro de ne-d-tralumaj inoj variis ce F1 inter 1.0 kaj 30.2%. La miksoploidaj inoj demetis krom ordinaraj ovoj ankau pligrandajn, kies nombro proporcie bone koincidis kun tiu de la ne-d-tralumaj inoj de F1.Estis ankau konstatite, ke la proporcio inter Flavsangaj kaj normaltipaj individuoj estas en la ne-d-tralumaj inoj iom neordinara, car la nombra proparcio de la dominanta tipo al la recesiva sajnis aperi iom pligranda ol en la ordinara proporcio de 5:1.La partenogenezo sajnas deveni de la ovoj, kies kerno ne faris reduktan dividigon. La miksoploido el diploido kaj tetraploido okazas eble de duobligo de kromosomnombroj pro la kunigo de filinaj kernoj ce la dua au pliposta fendiga dividigo (cleavage).
著者
宮島 たか子 山本 俊雄 間瀬 啓介 飯塚 哲也 野崎 稔 木内 信
出版者
日本蠶絲學會
雑誌
日本蠶絲學雜誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.70, no.1, pp.37-42, 2001-04-27
被引用文献数
2 or 0

絹の新素材開発を目的に,イミダゾール系化合物のトリフルムゾールを投与して細繊度蚕品種の「はくぎん」及び「ほのぼの」の3眠化試験を行った。乾物重で140ppmのトリフルミゾールを添加した人工飼料を起蚕から3日間与えた場合の3眠化率は3齢ならびに4齢投与とも「はくぎん」は80%を越えたが,「ほのぼの」では30%以下と低かった。280ppm濃度になると両品種とも100%近い3眠化率を示すようになった。この「ほのぼの」の感受性が低いのは交雑親である日513号に由来することが分かった。3眠化率は4齢投与より3齢投与の方が高く,全齢経過日数は3齢投与より4齢投与の方が短くなった。3眠化蚕の繭糸質についてみると無投与区に比して繭層重の低下割合が最も高く,以下,繭重,繊度,繭糸長,繭層歩合,繭長,繭幅の順になり,繭幅より繭長の低下割合が高いので,繭形が丸みを帯びるようになった。繊度は3齢投与で「はくぎん」1.36d,「ほのぼの」1.72d,4齢投与で「はくぎん」0.99d,「ほのぼの」1.03d,と著しく細くなった。これらの3眠化蚕の産生する繭は繊度偏差も小さいので,極細の高級生糸による差別化製品の開発や医療・工業用への用途が期待される。
著者
大場 治男
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.18, no.4, pp.264-266, 1949

多化性蠶蛆蠅は蛹態で越冬するという説 (明石1908) と幼蟲態で越冬するという説 (西川1926) がある。筆者が秋末クワゴから得た多数の蛹を保護したものは全部年内に羽化して蛹態越冬を認めなかつた。<br>ミノムシ類の幼蟲には實驗的によく産卵, 寄生せしめ得るが, 自然状態においても越冬中のミノムシ幼蟲は多化性蠶蛆蠅による高率の被害を受けることが認められる。越冬中のミノガ幼蟲を寄主として寄生した幼蛆から翌春3頭の成蟲を得た。このことは西川氏の朝鮮における觀察と一致するところであつて, 日本にありても寄主體内に寄生のまゝ幼蟲態にて越冬するものゝようである。
著者
高岸 秀次郎 東野 正三 飯塚 隆治
出版者
(社)日本蚕糸学会
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.135-143, 1973-04-28 (Released:2010-07-01)
参考文献数
18

兵庫県下の蛇紋岩質土壌地域における桑の生育異常を栽培桑に関してはじめてニッケル過剰症と判定し, さらに現地桑園土壌および桑の化学組成の特徴を論じた。1. 桑のニッケル過剰症は通常夏切り後伸長した枝条の葉に発現しやすく, 特に7月中~下旬頃最も著しく, その後発育した桑葉は次第に健全な様相を呈する。7月中旬の症状は上位1/3葉位の葉が黄化, 中位1/3の葉の葉脈間に褐色ないし黒褐色のネクローシスを生ずる。下位1/3葉位は淡緑から緑色に漸移する。2. 同一桑園で亜鉛欠乏症, 鉄欠乏症および両者の複合症状を呈する桑株が見出された。3. 本桑園の表層土は強酸性で塩基飽和度も低いが, 下層土ほど酸性が弱くなる。塩基組成は下層土ほどマグネシウムの占める割合が高くなる。置換態ニッケル含量は3.0~34.2ppmで概して第2層で最も高含量を示した。4. 桑の葉身, 葉柄, 枝条について, カルシウム, マグネシウム含量は異常株の方がやや高い傾向を示したが明瞭でない。ニッケル含量は概して葉身で最も高く, 葉位, 障害程度によって異なるがおおよそ20~50ppmの範囲にあった。なお葉身中ニッケル含量は障害の激しい株ほど高く, これに対し亜鉛含量は逆に低かった。
著者
田辺 仁志 中山 忠三 浅山 哲 内海 進 栗栖 弍彦 市川 吉夫 河合 孝 鮎沢 千尋 河原畑 勇 福原 敏彦 橋本 陽子 久保 正太郎 楠野 正夫 中村 二郎 宮沢 左門 有賀 久雄 宮島 成寿 今井 退 小田 常治 川森 郁郎 川瀬 茂実 石川 義文 沖野 英男 山口 孝根 三好 健勝 倉田 啓而 鮎沢 啓夫 山口 定次郎 小林 勝 岩下 嘉光 細田 茂和 松沢 則子 山崎 寿 小林 あつ子 山田 たけを 市岡 正道 丸山 長治 高須 敏夫 佐藤 清 山崎 昭治 酒井 英卿 片岡 平 梅村 義雄 村上 昭雄 田島 弥太郎 鬼丸 喜美治 佐渡 敏彦 広部 達道 沓掛 久雄 渡部 仁 長野 ヒロ 小林 悦雄 佐伯 佳之 阿相 敏雄 佐藤 正市 平田 保夫 武井 隆三 長島 栄一 高沼 重義 蒲生 卓磨 一場 静夫 宮川 千三郎 清水 滋 堀内 彬明 波島 千恵子 安江 昇 辻田 光雄 真野 保久 板垣 正男 田中 義麿 中山 光育 筑紫 春生 土井 良宏 山下 興亜 長谷川 金作 小林 勝利 石戸谷 幸雄 楠木園 正雄 橋口 勉 吉武 成美 赤井 弘 森 精 有本 肇 小西 孝 小野 四郎 荒井 三雄 加藤 康雄 土橋 俊人 後藤田 さっき 吉田 勝 進士 安治 青木 一三 小松 計一 鳥居 礼子 橋本 嘉男 清水 正徳 坂口 育三 小笠原 真次 中川 房吉 北村 愛夫 佐藤 歌子 大野 巌 原田 泰介 関 文夫 石垣 隆謌 嶋崎 昭典 大沢 定敏 小島 哲雄 布目 順郎 小川 敬之 松田 和夫 大工原 建
出版者
The Japanese Society of Sericultural Science
雑誌
日本蚕糸学雑誌 (ISSN:00372455)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.207-221, 1965

126) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第1報) 発生実態調査と多角体の性状について<BR>127) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第2報) ウイルスのキンケムシに対する感染力とウイルス伝播の-知見<BR>128) キンケムシの核多角体病に関する研究 (第3報) ウイルスの交差感染について<BR>129) 野外昆虫多角体病と家蚕多角体病に関する研究 (VIII) 家蚕, サクサンなどに感染性を示す核多角体病ウイルス