著者
中坪 史典
出版者
一般社団法人 日本教育学会
雑誌
教育学研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.81, no.4, pp.436-447, 2014 (Released:2015-06-25)
参考文献数
31

本研究の目的は、具体的な保育実践場面を対象に、保育者の感情の表出と抑制に注目し、小学校以降の教師の知見と比較することで、両者の共通点や相違点を探り出すとともに、その実践的意義を検討することである。本研究が示した、「子どもの内面に働きかける」「子どもの主体性を引き出す」ための保育者・教師の感情の表出と抑制に関する知見をもとに、保育学と教育学の間に関して、今後どのような議論が可能であるのかを論じる。

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→ 学校教育も展望すべき。….ガチ目の研究をするつもりで研究課題を立てるなら、既存の保育・幼児教育の、以上のような可能性を掴み、そこを手放さないまま、小学校教育の変革の形を展望して、問いを立てた方が良いと思う。例えばこの論文(https://t.co/k3ocZTkmdD)のスタイルなど。→

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