著者
北野 浩一
出版者
独立行政法人 日本貿易振興機構アジア経済研究所
雑誌
ラテンアメリカ・レポート (ISSN:09103317)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.70-83, 2019 (Released:2019-03-07)
参考文献数
14

チリでは2000年代以降近隣国からの移民が拡大していたが、2017年からは首都サンティアゴにおいてハイチとベネズエラからの移民の急増が大きな社会現象となっている。移民のプル要因としては、所得面と治安面で出身国とチリとの格差が拡大していることがあげられる。移民に対して極端な排斥の動きが出ている国もあるが、チリでは高齢化する労働力を補い成長の原動力と位置づける意見が政府から出され、違法滞在者の取り締まりを強化する一方、合法的な受け入れ体制が整備され始めている。労働力不足が顕在化している今のうちに、移民の同化政策をすることが肝要である。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (5 users, 5 posts, 5 favorites)

J-STAGE Articles - 移民増加がチリ経済に与える効果 https://t.co/NJlKByiyx3
チリの抗議運動と同時に起きた、暴動・略奪に関して、ネットでは「外国人の仕業だ」とする書き込みもあるようだけど、実は移民の方が一般のチリ人よりも教育水準が高いという調査もありまして。 https://t.co/VhZWbHKocT https://t.co/l2rpluQuwo
チリ デモ 背景まとめ 1 移民の増大 チリは比較的均一な民族性を保ってきた。が、近年、特にベネズエラからの移民が急激に増えてきた。 しかも、ベネズエラからの移民はチリの人々よりも教育水準が高い。彼等は単純労働従事者が多く賃… https://t.co/GosS5w5o4s

収集済み URL リスト