著者
笛田 千容
出版者
独立行政法人 日本貿易振興機構アジア経済研究所
雑誌
ラテンアメリカ・レポート (ISSN:09103317)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.31-43, 2020 (Released:2020-07-31)
参考文献数
11

本稿では、2019年6月に誕生したブケレ政権のおよそ1年の成果を振り返る。まず、閣僚等の人選と政府計画の概要から新政権がめざすものを明らかにする。次に、過去の政権や周辺国との比較をふまえながら、重点政策である治安対策と汚職対策に評価を加える。最後に、昨今浮上した大統領と立法府との対立および新型コロナウィルスによる混乱の背景と、大統領によるそれらへの対処の仕方について述べる。

言及状況

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どんな政情ならこんな法案が通るんだと思ってしまう。何らかの理由で当選するために必要な実質的支持者のグループが相当小さいのかなあ https://t.co/3Ltq1JmYn5
「2014年の大統領選では、二大政党がマラスと呼ばれるギャング団と集票目当ての取引をしていたことが発覚…政党に対する国民の信頼は低下の一途を辿った」「ブケレ氏は治安回復と汚職撲滅をエルサルバドルの最重要課題として掲げ、左右の二大政党を下し、歴史的勝利を飾った」 https://t.co/sxA52LKDZ2
一方で批判もだいぶある。 https://t.co/wOAkzesceJ
世界初、ビットコインを国家認定しようとしているエルサルバドルのブケレ大統領、経歴をみるとぶっ飛んでるな。左右の既成政党をゲリラ的手法で打ち破って権力の座に。国連演説で自撮り披露とか。日本だと音喜多くんが総理大臣になるようなものか?(違うか
ブケレ大統領についての記事などを読んでみた。支持率94%てなんぞ。 とりあえず国内の問題が色々大変なのはわかった。 https://t.co/PzVSmp3T6V

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