著者
小林 高英 苦瀬 博仁 橋本 一明
出版者
日本物流学会
雑誌
日本物流学会誌 (ISSN:13493345)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.11, pp.121-128, 2003-05-15 (Released:2011-03-14)
参考文献数
28

人が都市で生活するためには、物資の供給が必要不可欠である。鉄道や自動車がなかった時代では、内陸部での大量の輸送物資を輸送するのに、河川による舟を利用していた。従来は、河川舟運そのものの発展と衰退や、河岸や川舟に関する研究は多いが、物流システムに着目したものは少ない。そこで本研究では、物流システムの視点から、江戸期の河川舟運の発展の背景と、輸送物資や河岸の立地の特徴を明らかにする。

言及状況

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川船で上流に物資を輸送する際によく用いられたのは、船に綱を付けて川の両岸から引いて、上流に向かうというシンプルな方法です。たいへんな重労働だったようですがね。他に、順風の場合は帆を張って遡上する、下流域では満ち潮を利用するなどの方法もあったとされています。 少し長い論文ですが、参考になると思います。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/logisticsso ...

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化石燃料がろくに使えなくなると河川交通がまた盛んになるのかな。 浮力のお陰で重いものも運べますしね。喫水が必要なので江戸時代よろしく浚渫工事が必要になりますが。 https://t.co/642tAUVvfn
@YVH61215287 @oukei01 @yamakawa_hare @tsun121 江戸時代の話ですが、曳航なり帆を使うなりして運んでたようですよ https://t.co/fVXXxXzMI6
内水面の舟運の効率はナカナカのもので、こちらの表3が判りやすいですね。 https://t.co/2twDZvgsPP オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~『戦争のおわらせかた⑥ ネニング平原会戦①』 https://t.co/ehHYFVxEjI #narou #narouN3719HB
河川輸送がこの国でどう発達していったか、ってはなしは、以下でも語られてます。上の大八車とかの数字はここからです。 「江戸期の河川舟運にお ける川舟の運航方法と河岸の立地に関する研究」 https://t.co/DVKLTFAdBX
今週末の通訳ガイド研修では長良川の流域の魅力について伝える練習をするということで、かつての流域の交流について物流について調べてみた。 その時見つけたのがこの江戸期の舟運に関する資料。残念ながら長良川については無かったけど主要河川の物流について。 https://t.co/UzZEksJBdb

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