著者
田村 典子 松尾 龍平 田中 俊夫 片岡 友美 広瀬 南斗 冨士本 八央 日置 佳之
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.2, pp.231-237, 2007 (Released:2008-01-31)
参考文献数
27
被引用文献数
1

中国地方のニホンリスは環境省のレッドデータブックで絶滅のおそれがある地域個体群(LP)とされている.本研究では,生息情報の乏しい中国山地における本種の生息を知るために,363箇所のアカマツ林またはオニグルミの周辺で食痕調査を行った.このうち,52箇所で食痕が確認され,さらに14箇所でニホンリスが目撃された.しかし,経度133°30′以西で食痕確認箇所はきわめて少なく散発的で,絶滅の危険性が高いことが明らかになった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Yahoo!知恵袋 (1 users, 1 posts)

>こんなところに野生のリスなんていませんよね? いえいえ、野生のリスである可能性は十分あり得ますよ。 複数の候補が考えられるくらいです。 まず、もっとも可能性が高いのは外来種の「タイワンリス」(クリハラリス)です。 元々は日本にいなかったリスですが、現在では日本各地に分布を広げています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A ...

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地面に落ちたエビフライを、高梁川以西標高600mくらいのとこで見つけてリスおるん?!
ほうほう、ニホンリスはアカマツの依存度が高いらしい。あれだけ食べるということは良質の餌なんやろねぇ。中国山地西部の個体群は厳しいみたいやけど、近畿の生息状況はどうなんかな。pdf直リンク注意。『中国地方におけるニホンリスの生息状況』http://t.co/7yQK9gjQ

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編集者: Moss
2014-05-27 09:25:54 の編集で削除されたか、リンク先が変更された可能性があります。

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