著者
武藤 香織
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.109, no.11, pp.2334-2338, 2020-11-10 (Released:2021-11-10)
参考文献数
6

新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)の倫理的法的社会的課題には,①生命・公衆衛生倫理,②研究倫理,③法制度の運用,④COVID-19当事者参画,⑤社会的に脆弱な立場の人々への影響,⑥デジタル技術の利活用等が挙げられる.本稿では,これらに通底する偏見・差別とリスクコミュニケーションの課題について,その背景や定義,最近の動向を取り上げる.

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#研鑽ジャーナル #読了 https://t.co/xvXNJplKt3 COVID-19については日本赤十字社がいち早く病気、不安・恐れ、嫌 悪・偏見 ・ 差別の 3 つの「感染症」のスパイラルについて注意喚起をした。また地域独自のさまざまな啓発も後に続いたが,その合間にこのメッセージを打ち消すようなメッセージが↓
COVID-19 と 倫理的法的社会的課題(ELSI): 偏見・差別と リスクコミュニケーションを中心に https://t.co/BWTegUrzNX リスコミってのは「絶対に正しい科学者様(特に医療関係)による指導」というのが前提なんだなと感慨深い

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