著者
紺野 衆
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.94, no.4, pp.759-762, 2005-04-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
10

症例は16歳,女性. 15歳時,てんかんの診断でsodium valproate (VPA)が投与されたが,コントロールは不良であつた. 16歳時,部分発作の二次性全般化と診断され, VPAからcarbamazepine (CBZ)に抗てんかん薬が切り替えられた.しかし, CBZ投与1週間後からエレクトーン演奏中に音階が半音下がるという聴覚異常が出現した.聴覚異常がCBZの副作用の可能性が高かったために, CBZを中止したところ聴覚異常は消失した.

言及状況

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@mutopsy 発熱は起こさせるの難しいからなのか中々見かけませんが、発熱と並ぶ二大巨頭、カルバマゼピンの投与についてはこんな報告があります。ご紹介まで。 https://t.co/1TLCXpSKxQ https://t.co/yMMNUDGjOy https://t.co/SQY93vTJCG
https://t.co/vd4uA53MBl これこれ 全く一緒
https://t.co/VyQCW1mg0K
@sherrymaylove カルバマゼピンによる聴覚障害は少ないですが報告がありますね。 薬を止めたら回復した例や、薬を止めなくてもいつの間にか回復した例なんかもあって詳細は不明ですが、おおむね一過性で元に戻ることが多い印象です
そういえば、投薬による聴覚異常の話題も出てきた。何の薬だったか忘れてしまったんですが…これでしたっけ? > カルバマゼピン投与により半音低下の聴覚異常が出現したてんかんの1例 https://t.co/5x2MhaCk0Z
カルバマゼピン投与により半音低下の聴覚異常が出現したてんかんの1例 https://t.co/QH69Gl7r8o
3 3 https://t.co/5ICK9lDDgN
2 2 https://t.co/4DUnEj7fmz

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