著者
中川 致之
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.16, no.6, pp.266-271, 1969-06-15 (Released:2009-04-21)
参考文献数
6
被引用文献数
1 4

(1) 外国産および国産紅茶の高,中,下級品35点についてテアフラビン,テアルビジンの分析と官能検査を行なった結果,テアフラビン含量と水色,滋味の間に高い相関関係のあることが認められた。ただし滋味との関係は間接的なものと考えられる。(2) 紅茶中のテアルビジン含量は高級品でも下級品でもほとんど差がなく,テアフラビンに対するテアルビジンの比率の高いものは一般に品質がよくなかった。(3) テアフラビン,テアルビジンに対する水色の重回帰式から計算した値と水色審査評点のずれが小さいことから,主としてこの2者によって水色が支配されていると考えられた。

言及状況

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ちなみに「未酸化のカテキンが含まれる」という情報はこちらから。その部分の記載は1963年にオックスフォード大学出版会から出た本『Tea Manufacture』からの引用。 https://t.co/mB3n25Jcg4 で、古いので新しい情報を探したらこれがでてきた https://t.co/VblBg7toZC
これなんか資料引けないかなあと思ってたんだけどこういうのしか見つからなかった https://t.co/cLvFeEfo6w 官能検査と吸光度検査だけで試薬は使ってないんだけど

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