著者
河野 通方 新岡 嵩
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4, pp.329-335, 1993-04-10 (Released:2009-02-05)
参考文献数
5
被引用文献数
1

無重力状態における燃焼の研究のなかで,ロウソクに関するものがわが国,米国,ヨーロッパなどで行われている.最近のスペースシャトルでの実験では約1分で消えてしまった.なぜ消えてしまったのかについて考察を行う過程において,その研究が実は拡散燃焼と呼ばれる燃焼学における重要な研究分野に貢献していることを述べる.さらに,この考察をもとにした無重力状態で長時間燃焼可能なロウソクのアイデアを紹介する.

言及状況

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スペースシャトルでの実験は↓によると1992年にコロンビア号で実施されたらしい。複数回実験したが1分弱で消えてしまったらしい。(>RT) https://t.co/inLP6BeVx2
@donpuku 参考:https://t.co/RflzSMZFVn 参考2:https://t.co/VKhjpDPxUC
> ロウソクの火炎は, 点火後毎回のように半球状となり, 薄い青色となり, やがて振動し始め, その直後に消えてしまった 無重力状態ではロウソクの火はボールのように丸くなり、長時間燃え続けることはできないようです ロウソクの火にも重力が関係しているなんて不思議ですね https://t.co/sGEeBYykoa
どうにかして無重力環境でローソク燃やし続けてみせる! という後半の展開が、そこまでしなくても……という感じで少し面白い。 / 無重力下でローソクは燃えるか https://t.co/sDZ9CzVXeU

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