著者
坂井 丈泰
出版者
日本信頼性学会
雑誌
日本信頼性学会誌 信頼性 (ISSN:09192697)
巻号頁・発行日
vol.39, no.4, pp.158-164, 2017 (Released:2019-10-01)

GPS(全地球測位システム)は,地球上のどこでも自分の現在位置を知るためのシステムである.周 知のとおり,いまや社会インフラともいえるほど広く利用されており,交通システムにおける利用も進 められている.ただし,GPS は人工衛星からの電波を使用するので,他システムからの電波干渉や意図 的な妨害により利用不能となり得ることに注意が必要である.さらに,GPS の信号を記録・再生するこ とによる攻撃や,GPS と同一の信号を生成することで GPS 受信機に誤った位置を出力させることも考え られている.本解説は,こうした GPS におけるセキュリティの問題について述べるとともに,現在考え られている対策を紹介する.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (11 users, 12 posts, 7 favorites)

GPS衛星が全滅した状態でGPS兵器を使う方法は、こういう「GPSを騙す方法」みたいなのを参考にするとすぐ出てくる https://t.co/y9M4IO3gii
@ChickenChaser00 あ、大本のネタは実はそこです。あれが切っ掛けでGPSってどんだけ偽装できるもんなの?という風に思いまして、あれこれ調べた結果…GPS互換の信号を航空機から出せばある程度使えるんじゃないかこれ?と考えました。 この辺を読んだ感じです https://t.co/y9M4IO3gii
@Verus https://t.co/iGBPEsgruN ビル街はダメということらしいですが、いまでもこんな感じなのかもしれないですね〜
GPSのセキュリティ https://t.co/kA0A8h0e4J

収集済み URL リスト