著者
山田 拓実 瀬田 史彦
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画報告集 (ISSN:24364460)
巻号頁・発行日
vol.21, no.4, pp.394-401, 2023-03-10 (Released:2023-03-10)
参考文献数
28

本研究では人々の自由行動に着目し、東京圏と山陰両県・北東北の若年層を対象としたwebアンケート調査により、コロナ禍前後におけるオンラインツールを用いた遠隔地との交流頻度の変化および満足度を都市圏ごとに明らかにし、withコロナ時代における大都市圏と地方圏との交流の活発化に向けた示唆を与えることを目的とする。その結果遠隔地と行う交流の増減について、コミュニケーションが一方向的な活動は都市圏による違いがあったが、双方向的な活動は都市圏による違いは見られなかった。さらに山陰両県・北東北の方が東京圏より交流頻度はコロナ禍前と比べて増加しているものの、オンライン形式による交流のメリットは東京圏の方でより感じていることが明らかになった。

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都市計画報告集(査読なし)に論文が掲載されました! 山田 拓実・瀬田 史彦, 2023, コロナ禍における遠隔地との自由行動の実施頻度および満足度変化の都市圏間比較-オンラインのレッスン・セミナーと飲み会に着目したケーススタディ- ,都市計画報告集,21(4),394-401.https://t.co/cUsJb93IIj

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