著者
稲田 竜太 三谷 保弘 植田 篤史
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.33, no.2, pp.209-213, 2018 (Released:2018-04-27)
参考文献数
26

〔目的〕大腿四頭筋セッティングの肢位の違いが,大腿四頭筋の筋活動に及ぼす影響について検討した.〔対象と方法〕健常男性10名を対象とし,背臥位ならびに腹臥位でのセッティングを実施した.腹臥位でのセッティングは片脚で行い,非支持側の股関節を伸展0°と最大伸展位の2つに設定した.このときの支持側の大腿直筋,内側広筋,外側広筋の筋活動を表面筋電計にて計測した.〔結果〕非支持側の股関節を最大伸展位にした腹臥位でのセッティングは,他の肢位に比べて支持側の大腿直筋の筋活動が有意に増大した.〔結語〕大腿四頭筋セッティングは,腹臥位にて非支持側の股関節を最大伸展位にすることで支持側の大腿直筋の筋活動が増大することが示唆された.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 0 favorites)

https://t.co/KItgpiQoAX

収集済み URL リスト