著者
小阪 玄次郎
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.74-86, 2011-12-20 (Released:2022-08-27)
参考文献数
31

本稿の目的は,多様な技術基盤を持たない企業が,いかにしてより広い技術基盤を持つ多角化企業と類似の研究開発成果を持続的に生み出しうるのかを明らかにすることである.セラミックコンデンサ業界を事例に特許情報の分析を行った結果,多角化企業のように集団としての技術的多様性を持つことが難しい,事業範囲の狭い企業においても,個々の技術者が関与する技術分野の幅を広げ,個人として多様性を保持できる可能性が示される.

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こちらも特許データ研究。特許データの使い方は多様性があってとても素敵ですね J-STAGE Articles - 研究開発組織における集団ベースの多様性と個人ベースの多様性:セラミックコンデンサ業界を事例として https://t.co/22OJAxx5Wz

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