著者
水野 誠
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.35-46, 2015-06-20 (Released:2016-04-07)
参考文献数
14

本稿では,ビッグデータの利活用が求められる現在のマーケティング環境において,ボトムアップ型発想を行うことの重要性を論じる.第一に,マーケティング実務におけるデータ分析の歴史的経緯を概観し,第二に,ビッグデータの活用に関する一般的な誤解を指摘する.そのうえで,マーケティングにおけるトップダウン型発想とボトムアップ型発想を対比させ,ビッグデータとマーケティングの共進化にむけた,両者の相互循環 のありかたを考察する.

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水野誠(2015)「マーケターが見るビッグデータの夢はかなうか?――トップダウン発想 vs. ボトムアップ発想という視点――」『組織科学』48(4): 35-46。https://t.co/zSIPyDBjza

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