- 著者
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関口 正之
山崎 正夫
後藤 典子
等々力 節子
萩原 昌司
- 出版者
- 日本食品照射研究協議会
- 雑誌
- 食品照射 = Food irradiation, Japan (ISSN:03871975)
- 巻号頁・発行日
- vol.42, no.1, pp.14-23, 2007-09-30
- 被引用文献数
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3
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熱ルミネッセンス(TL)法による照射食品の検知は、欧州でハーブやスパイス、バレイショなどを対象に試験室間共同試験が実施され、分析法としての妥当性が確認されている。TL法は1996年に欧州規格EN1788となり、2001年に改訂され現在に至っている。本研究では、海外旅行者がトルコの空港で購入したスパイス(12種類)を試料として、TL測定を行った。TL比の算出にあたっては、当所で使用している70〜400℃の積算温度範囲の他に、EN1788が推奨するTLD-100素子で設定した積算温度範囲、およびDolomiteから試作した素子で設定した積算温度範囲も採用した。それぞれの積算温度範囲から算出した積算発光量のTL比に与える影響を調べた。TLD-100とSaffronについては、2つの研究機関で発光ピーク温度やTL比を測定し比較した。