著者
金 利昭
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画. 別冊, 都市計画論文集 = City planning review. Special issue, Papers on city planning (ISSN:09131280)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.91-96, 2009-10-25
参考文献数
7
被引用文献数
1 1

本研究は、自転車利用者の満足度を用いて自転車走行環境を評価し、自転車レーンのサービス水準を設定した。具体的な成果は第一に、自転車レーンにおける満足度評価の安定には10回程度の実走行が必要である。第二に、交通環境と満足度の関係を分析し、満足度モデルを構築した。第三に、構築した満足度モデルを用いてさまざまな道路状況における自転車レーン走行環境のサービス水準を設定した。これにより、利用者の満足度指標を用いた自転車レーンの評価を可能とした。

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自転車利用者の満足度を用いた自転車レーンの評価とサービス水準の設定 (2009) / 茨城大学工学部 金利昭教授 https://t.co/QxXDumRq9c 幅1.5mのレーンで安心して走れるのは限られた環境だけというのがわかる(わかる)。ちなみに路上駐車は考慮していないので路駐があれば満足度はさらに下がる。 https://t.co/xIyI8YTQRk

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