著者
岡本 隆
出版者
日本古生物学会
雑誌
化石 (ISSN:00229202)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.37-51, 1984

Nipponitesのら環のシミュレーションおよび標本の形態解析を行った結果, 次のような結論が得られた. (1) Nipponitesの巻きのパターンは全部で9つの係数を有する指数関数と三角関数の組み合わせによって説明することができる. (2) このパターンはx, y, zのどの成分についても原点を中心とした振動関数を示していて, しかも巻きの中心からら環中心までの距離Rの増加率が常に一定となるような, きわめて求心的な関数である. (3) Nipponites 3種(1変種)について, これらの変異を検討した結果, 巻きの基本的なパターンは種間でもほとんど一致していることが分かった. (4) これに対して種間変化の著しい形質は, i) ら環半径の長さに対する成長率とその初期値, ii) Uカーブの程度, iii) 変移点の現われる位置の3点である.これらの形質の違いは, "空間の占有率"に関して大きな差異を生じる原因となっている.

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異常巻きアンモナイトの論文探し → 掲載誌が「化石」 → 雑誌が化石になってほしい → 色が抜けそう → 日本画は岩絵の具だけど西洋画は? みたいなところでお時間 話題の振れ幅よ ちな論文はこれ CiNii 論文 -  異常巻きアンモナイト Nipponites の理論形態 https://t.co/JEQ0TggCPp #数学デー
@robokaseki あ、論文、もっといいのがありました。>https://t.co/SqFgrhXokI
“CiNii 論文 -  異常巻きアンモナイト Nipponites の理論形態” https://t.co/rsEpEhy9IY
Houdiniでアンモナイト/オウムガイに異常巻きを追加。でもオウムガイは異常巻きはしないのですかね?ニホンニッポテニスの異常巻きについて書かれた論文を参照してます。 https://t.co/VwyVIgkwXn #Houdini https://t.co/2pN9Sy7D9E
CGのプラグインで実装すると楽しいそうだなと思ったけど、需要あるのかな? | CiNii 論文 -  異常巻きアンモナイト Nipponites の理論形態 https://t.co/jfL7LeFare #CiNii
そういえばちょっと前にTLに異常巻きアンモナイトの話題出てたので。 https://t.co/XpkPrDm5QM
@1129midori 進化とプログラミング+数学に興味が有るなら、こちらの「異常巻きアンモナイトの形状は数学的に説明が出来るシミュレーション」が面白いかも。 https://t.co/w69jblzSNu PDF末尾の画像を見て、シミュレーション画像を見てからのほうがイメージは容易だと思う。
@1129midori 進化とプログラミング+数学に興味が有るなら、こちらの「異常巻きアンモナイトの形状は数学的に説明が出来るシミュレーション」が面白いかも。 https://t.co/w69jblzSNu PDF末尾の画像を見て、シミュレーション画像を見てからのほうがイメージは容易だと思う。
@tasoku04 あれはあれで巻き方に法則があるらしいです。重心と浮心を同じにすることで水流噴射の際にくるくるせず浮遊しやすかったとかhttps://t.co/ji9OBhbFOr←論文です
@tasoku04 あれはあれで巻き方に法則があるらしいです。重心と浮心を同じにすることで水流噴射の際にくるくるせず浮遊しやすかったとかhttps://t.co/ji9OBhbFOr←論文です
@piko_pf つhttps://t.co/cVU6UNCCTI
@opabinia545 まさか篠田さんからニッポニテスという単語が出てくるとは。 http://t.co/oGKc2h3jZE
異常巻きアンモナイトの巻きパターンにも規則性があった(かなり複雑だが…)! http://t.co/mvGDkRf49N RT @irumandal: いわゆる蛇石 http://t.co/pcMKeC1XNY

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