著者
富田 光博 畔柳 功芳 大竹 孝平 小澤 智 末広 直樹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.710, pp.55-60, 2004-03-08

送信機はガード系列により保護された包装拡散系列を用いてスペクトル拡散したシンボルを送信し、受信機はコア系列部分のシンボルをデコリレータ、またはMMSEを弔いて復調するCDMA方式において収容局数を減らすことなく性能の向上が図れる順次検出形受信機を提案する。この方式は相関分離方程式を解くことにより得られる全ユーザの軟出力の中で、最も尤度の高いユーザのみを判定し、その成分を受信シンボルから除く手法を用いる。この処理を順次繰り返すことにより全ユーザを検出する。計算機シミュレーションにより、順次検出方式の誤り率が従来方式に比べ著しく低減し得ることを明らかにしている。

言及状況

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こんな論文どうですか? 順次検出形CDMAマルチユーザ受信機(ブロードバンドモバイル時代における基礎技術)(情報通信サブソサイエティ合同研究会),2004 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003177828

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