著者
糸川 英樹 加納 六郎 中嶋 暉躬 安原 義
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
衛生動物 (ISSN:04247086)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.83-86, 1985
被引用文献数
4

日本産有毒鱗翅目の12種(カレハガ科 : マツカレハ, ツガカレハ, イワサキカレハ, タケカレハ;イラガ科 : イラガ, クロシタアオイラガ, アオイラガ, ヒロヘリアオイラガ;ドクガ科 : ドクガ, チャドクガ, モンシロドクガ;マダラガ科 : タケノホソクロバ)の幼虫の毒針毛, 毒棘中に含まれているヒスタミンとセロトニンの定量を, イオン交換高速液体クロマトグラフィーを用いて行った。セロトニンは, すべての種において見出すことができなかった。ヒスタミンは, カレハガ科4種には見出せなかったが, 他の8種にはすべて見出され, その定量を行った。

言及状況

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日本産有毒鱗翅目の毒針毛, 毒棘中の発痛性アミンのヒスタミンおよびセロトニンの定量 http://t.co/Hloe7Hlurz 
あった。85年の衛生動物誌に、イラガ幼虫を含め日本の毒蛾にはヒスタミンを含むものが多いって報告があります。 http://t.co/GU1tRa7MRU 中国の医薬特許に、イラガ幼虫を使うってのがあるんですが・・・。ひええええ。

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