著者
青野 裕司 岡野真 一 片寄 晴弘
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.96, pp.21-26, 1998-10-17

本研究は,曲を構成するアクセントを定量的に考察することによって,楽曲の構造が認知スキーマに与える影響を明らかにすることを目指している.本稿では,アクセントを定量的に解析するための一手法を提案する.中高年,壮年,青年といった世代ごとに,歌いやすい歌・歌いにくい歌という分類が存在する.これはおそらく各世代が有する音楽認知スキーマの違いによると考えられるが,歌いやすい歌と歌いにくい歌の特徴的差異を,定性的に考察を行った研究では優れたものがあるものの,定量的に示した例は少ない.本手法を用い,中高年層,壮年層が歌いやすい・歌いにくいとする日本のポピュラー音楽数曲について解析を行った結果を示す.その結果から,本手法が世代別め歌いにくさを評価することができることを示す.This study aims at quantitative analyses of musical accents, and acquiring the relation between musical structures and cognitive schemes of music. In this paper, we propose a technique analyzing the accents quantitatively. Caused by differences of the cognitive schemes between the generations, each generation has its own singable and unsingable songs. Though some good studies analyzed the differences of the songs qualitatively, there are few quantitative studies. Using the technique, we analyze some Japanese popular songs which are singable or unsingable for each generation. The results of the analyses show that the technique can evaluate generational unsingableness.

言及状況

Twitter (7 users, 7 posts, 2 favorites)

CiNii 論文 -  90年代おじさん予備軍の歌えない若者の歌 https://t.co/IP3QqUxkJN #CiNii そろそろこれを現代にリバイバルできそう あのころとだいぶ音楽認知スキーマは変わってるので (誰もやらなそうなら音学に萌芽枠で出す)
その当時、阪大基礎工の井口研にた青野氏(現NTT)が、「おじさん予備軍の若者」が歌えない歌についてSIGMUSで発表してたり http://t.co/GwguygUZ 、世代別歌い易さということでインタラクションで発表したり http://t.co/IM1CuIQX していた。
おじさんでCiNiiを検索してたら、こんなの見つけた。時間があるときに読んでみよ。--青木、岡野、片寄(1998) 90年代おじさん予備軍の歌えない若者の歌 http://ci.nii.ac.jp/naid/110004028331

収集済み URL リスト