- 著者
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古田 陽介
三谷 純
福井 幸男
- 出版者
- 一般社団法人情報処理学会
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告. グラフィクスとCAD研究会報告 (ISSN:09196072)
- 巻号頁・発行日
- vol.2006, no.76, pp.13-18, 2006-07-11
- 参考文献数
- 6
折紙は日本の伝統芸能であるが、折紙の形状を対話的に生成するための研究はまだあまり行われておらず、発展の余地が残された分野である。そこで、折紙を計算機上で折るためのデータ構造、アルゴリズム、およびインターフェース等を考案し、実装を行った。これにより、今まで計算機上で扱うことが難しかった立体的な折紙の形状を容易に扱えるようになった。また、本システムでは特別な三次元入力装置を用いずともマウスのみの操作で直感的に形状の生成を行うことができる。