著者
市川 朝子 菊嶋 和菜 下村 道子
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会誌 (ISSN:13411535)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.82-89, 2007-04-20
被引用文献数
1

西洋かぼちゃはビタミン類,食物繊維を多く含み,甘みが強く,紛質でほくほくした味わいをもち,しかもいろいろな形態のかぼちゃを手軽に購入することができる。そこで本研究では,3種類のかぼちゃ(生,冷凍品,フレーク品)の添加が,スポンジケーキの食味と物性に及ぼす影響について検討した。その結果,以下のことが明らかになった。1)かぼちゃ添加ケーキの性状は,添加量が多くなるにつれて,硬さ及び凝集性の値は低くなり,付着性の値は高くなる傾向が示された。2)かぼちゃを添加したケーキは,生および冷凍かぼちゃの場合は,全重量中の36%前後の量まで,フレーク状かぼちゃでは26%前後の添加量までケーキのスポンジ状の組織が良好に維持された。3)官能検査においてもがぼちゃの種類によって嗜好的に好まれる添加量が,それぞれ異なることが示された。

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冬至だねーw RT @ronbuntter: こんな論文どうですか? かぼちゃの添加がスポンジケーキの食味と物性に及ぼす影響,2007 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006272847
こんな論文どうですか? かぼちゃの添加がスポンジケーキの食味と物性に及ぼす影響,2007 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006272847

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