著者
福留 範昭 亘 明志 Noriaki Fukudome Watari Akeshi 長崎ウエスレヤン大学現代社会学部福祉コミュニティ学科 長崎ウエスレヤン大学現代社会学部福祉コミュニティ学科 Faculty of Contemporary Social Studies Nagasaki Wesleyan University Faculty of Contemporary Social Studies Nagasaki Wesleyan University
出版者
長崎ウエスレヤン大学
雑誌
長崎ウエスレヤン大学地域総合研究所研究紀要 (ISSN:13481150)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.33-39,

本稿では、戦前日本に在住した朝鮮人の遺骨の問題を、壱岐の芦辺町の遺骨を中心に論述する。本研究の目的は、遺骨を通し共同体における言説と社会意識を分析すること、および遺骨をめぐる事象を戦後補償運動との関連で分析することにある。本稿(研究I)では、これらの研究目的のための基礎的部分を構成する事実関係を整理することを目指した。その内容は、(1)敗戦直後における朝鮮人の帰国の状況、(2)壱岐における帰国船の海難事故、(3)芦辺町の遺骨をめぐる経緯、(4)芦辺町の遺骨に関する問題点である。本稿は研究IIに継続される。本稿は研究IIに継続される。

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CiNii 論文 -  戦後補償問題における運動と記憶 I : 壱岐芦辺町朝鮮人海難事故をめぐって https://t.co/MQpUCjBO6s #CiNii

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