著者
島田 一平
出版者
素粒子論グループ 素粒子論研究 編集部
雑誌
素粒子論研究
巻号頁・発行日
vol.108, no.4, pp.D30-D31, 2004

ふたつの異なる分野において,ふたつの異なる量がほとんど同一の公理系に基いて導入されている。一つは数理経済学における"効用の数値的尺度"であり、他の一つは熱力学における"エントロピー"である。このことから、複数の主体間の競合という点を別にすれば、経済的均衡が熱平衡と形式的に同一の概念である事が結論でき。均衡点(熱平衡)の安定性の考察を経て、経済動学と非平衡動力学との関係へと、アナロジーをたどる足掛かりが与えられる。

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面白そう。 CiNii 論文 -  フォン・ノイマンによる効用の可測性の議論と公理論的熱力学におけるエントロピー概念の関連(経済物理学-社会・経済への物理学的アプローチ,研究会報告) https://t.co/MVSv4t1GAd #CiNii
「フォン・ノイマンによる効用の可測性の議論と公理論的熱力学におけるエントロピー概念の関連」 数理経済学における” 効用の数値的尺度”と熱力学のエントロピーとの関連を議論したもの → https://t.co/RL07NpdBBJ
これだ。こういうタイプの経済物理学って、あんまりないんじゃないかな。 https://t.co/g201FJp35v

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