著者
遠藤 愛
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.116-126, 2008-03-30

本研究では,特殊学級の教師を対象に,自閉性障害と診断された生徒に対する指導行動を改善する上で有効なフィードバックの検討を行った。具体的には,教師の抵抗感を高めないことを考慮し,教師の指導行動を評価対象とせず,教師の指導場面に類例した「放課後支援」を実施する学生支援スタッフの指導場面を評価対象として,教師に対し2種類の間接的フィードバック(書面によるフィードバックとビデオによるフィードバック)を実施した。その結果,ビデオによるフィードバックの導入後,教師の指導行動が肯定的に変容し,対象生徒の行動も改善した。同時に,教師が行った特定の生徒への指導により,指導効果が期待されていなかった他生徒にも積極的な授業参加が認められた。

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ボスに教えてもらった論文はこれか。教師の指導行動改善のために,教師の指導行動そのものではなく,学生スタッフの指導行動を評価対象とすることで間接的にフィードバックする。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110006668334

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ボスに教えてもらった論文はこれか。教師の指導行動改善のために,教師の指導行動そのものではなく,学生スタッフの指導行動を評価対象とすることで間接的にフィードバックする。 http://t.co/euDxdJfztC

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