著者
堤 英敬 上神 貴佳
出版者
東京大学
雑誌
社會科學研究 (ISSN:03873307)
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.33-48, 2007-03

本論文は,2003年総選挙の公約データを用いて,「政党・政策中心の選挙」の現状と政党内における政策的な分散を説明する「選挙制度不均一モデル」を検証する.前者については,自民党と民主党,二大政党間の政策的な違いは大きいといえず,両党内の政策的な凝集性も低いことを示した.また,「選挙制度不均一モデル」が予測する衆議院と都道府県議会において異なる選挙制度の効果については,系列関係の程度や地方議会選挙における競合のあり方に応じて,国政レベルの政策対立が末端まで浸透しないことを部分的に確認した.

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こんな論文どうですか? 2003年総選挙における候補者レベル公約と政党の利益集約機能(<特集>選挙制度改革後の政党政治)(堤 英敬ほか),2007 http://t.co/MdcTztxF
こんな論文どうですか? 2003年総選挙における候補者レベル公約と政党の利益集約機能(<特集>選挙制度改革後の政党政治)(堤 英敬ほか),2007 http://id.CiNii.jp/d3a7L

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